脳内ライブラリ

学んだこと、考えたことをつらつらと書いています。本の感想(ビジネス本、漫画)と生活改善系が多めです。

【手帳】【2015年度】 手書き日記の運用方法とその効用 その2

2016年になってしまったのですが、引き続きこの記事を書きます。

前回の記事はこちら
migrantbird.hatenablog.com

今回は実際に日記を書いて感じた効用や変化について。

精神が安定した

自分は自己評価が低い部分があり、よく落ち込む癖がありました。

日記に人から褒められたことや、言われて嬉しかったことを書いていました。
定期的に見直すようにすると、過去の実績や言われて嬉しかったことを再度認識することができました。

特に落ち込んでいる時は、周りが見えなくなっていて、
自分の悪いところや失敗ばかりを思い出して、ぐるぐると悪循環になっていました。
そういう時こそ効果がありました。

周りが見えなくなっている時は、「時間の連続性」を意識できなくなります。
「自分は過去から未来へ続いている」ということが考えられなくなります。
その結果、その時に起こった出来事で全てを判断してしまう、極端な考え方をするようになっていました。
日記を見直すことで、過去の自分から現在の自分への連続性を再認識することができました。

自己管理に役立った

EDITには、日記だけでなく以下を記載していました。

・その日の食事内容
・朝と夜の体重
・運動内容

上記と日記を見ることで、精神状態と自分の体調の関係性を振り返ることができました。
精神状態が安定している期間は、運動も続けているし、その結果体重&体脂肪も減っている(or安定している)のですが、
精神が落ち込むような出来事があったり、仕事が忙しくなると過食したりすることが多かったです。

自分の気持ちや状況を客観的に見直すことができた

仕事などで、理不尽なことがあった時、人から傷つくことを言われた時に、もやもやした気持ちが続くことがありました。
その時に、自分の気持ちやその時の状況、人から言われた言葉などを、その時の気持ちのままに書き留めていました。

その時の気持ちについても、悪口でも正直に書きました。
思いつくことをひたすら書いていき、自分のもやもやを吐き出すことで、ストレスを軽減することができました。

それをあとから見直したり、数日たったあともう一度考えを書いてみると、
相手の環境や、それまでの状況に対して、ある程度冷静に考えることができるようになっていました。

自分の気持ちから一歩離れ、どうしてそうなったのか?何故そういうことになったのか?どうすればいいのか?
というような、色々な視点からの考え方が出来るようになりました。

この、その時の状況や言われたことをありのままに書くことについて、
以前、人から言われたことを書いたら、ずっと忘れなくなるから逆効果なのでは?と言われたことがあります。

自分に関しては、無理やり忘れようとしたり、納得する事自体がストレスだったらしく、
言われたあとに放置しておくとあとで過食になったり、一日中何もできなくなったりと、
時限爆弾のように、精神や体に出てくることが多かったです。

その時はなぜそういう状況になるか分かっていませんでした。
そのため、原因が分からないのが思うように心と体が動かないことに対して、自己嫌悪になっていました。

現在は、自分の感情や体の状態を理解できるようになったので、
上記の状況になったときは「ああ、ストレスがたまる出来事があったのかな」「振り返りが不足しているのかな」と、気がつくようになりました。

もう少し続きます。