読んだ漫画感想「王様達のヴァイキング」
- 作者: さだやす,深見真
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2013/06/28
- メディア: コミック
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天才であるがゆえ社会から孤独を感じている(要するにコミュ症で社会不適合者)天才ハッカーと、エンジェル投資家の話。
高校中退後、コンビニのバイトもクビになり、消費者金融会社へハッキングを繰り返していた主人公の是枝がひょんなことから、エンジェル投資家の坂井に拾われる。
自分の居場所はどこか?社会に役立つ場所はあるのか?迷いながらも、いろいろな人や事件と出会いながら、是枝は成長していきます。
IT業界の話がメインで、その他にもサイバー犯罪などの話も出てきます。
特にエンジェル投資家が企業した会社(ヘッジホッグという)が、まさにスタートアップという感じで、一緒に寝食を共にしながら新しいサービスを作っているんだなあという感じが出ててすごく良かったです。このへんは凄くリアルですね。
主人公の持っているPCがThinkPad X41で、OSにUbuntu入れているというのがその道の人にはたまらないでしょう。
主人公がヘッジホッグのサービスの本番データベースの内容を勝手にいじっちゃうあたりとかも、想像したら「ひょー」となるのではないでしょうか…。
巻数によっていくつかとストーリーがありますが、
個人的には下の2つの話が面白かったです。
- ブラック企業で自殺してしまった社員の方のパスワードを解析する話。最後のスパコンが出てくる件が激アツ。
- ネットゲームを利用したマネーロンダリングの話。クラッカーのValkyrja(ヴァルキュリア)とのガチンコ対決。
5巻まで読んだのですが、面白かったので全巻買う予定。
そのうちアニメ化もしくはドラマ化しそうです。題材としては実写化のほうがやりやすいかな?
Valkyrjaは可愛くてクールでクラッカーなところが萌えですね。
サーバールームを持っていて、そこで眠るのが好きというあたりがマニアックでたまらん。5巻の表紙は彼女です。
- 作者: さだやす,深見真
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2014/09/30
- メディア: コミック
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まとめとかいくつかあったので。matome.naver.jp